Friday, November 29, 2013

石川遼、4打差逆転へ「数パーセントにかけたい」




2012年04月28日18時06分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 白 佳和 -6
S・コンラン -6
3 高山 忠洋 -5
4 野仲 茂 -4
I・J・ジャン -4
J・B・パク -4
7 小林 正則 -3
P・マークセン -3
金 聖潤(キム・ソンユン) -3
谷原 秀人 -3


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首位とは4打差の位置につけた石川遼(撮影:米山聡明)








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中日クラウンズ 3日目◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 国内男子ツアー「中日クラウンズ」の3日目。2日目プロ転向後3度目のノーバーディと静かな内容で終わった石川遼は1番、2番と連続バーディと最高の立ち上がり。「モチベーションとしては良い状態。ムービングデーらしいプレーをしようと思っていました」という言葉通り、切れ味抜群のショットをピンに突っ込んでバーディチャンスを量産する。

「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

 しかし、5番、6番とワンピン以内を決めきれずチャンスを逃すと、イケイケの流れが途端に悪くなる。7番パー3ではティショットを難しいガードバンカーに外しボギー。さらに8番では、ラフからのセカンドがグリーンをオーバー。「昨日まで雨が降っていたせいでラフがぬかっていて距離感が難しかった。自分ではフライヤーはしないライだと思っていたんですけど」と痛恨の読み違いでこのホールをダブルボギーとしてしまう。

 ダブルボギーを叩いた時点では明らかにイラ立ちを見せていたが、9番でバーディを奪い返し一息つくと、11番ではカラーから4ヤードをねじ込みド派手なガッツポーズ。これで息を吹き返すと、16番では「あそこは一番集中した」というワンオン狙いの会心のティショット。ボールはキャリーでグリーンに着弾し奥のラフにこぼれたものの、石川“らしい”攻め方でバーディを奪ってみせる。さらに、見せ場は続く17番。「予選ラウンドは逃げすぎていた。今日はピンにいこうと思っていた」。8番アイアンで放たれたショットは、もう少しでホールインワンかというスーパーショット。ここをしっかりバーディとしトータル2アンダーでホールアウト。12位タイで3日目を終えた。

 出入りの激しい内容で足踏みもあったが、上位陣も伸びず首位とは4打差に一気に縮まった。「ここはオーガスタと一緒ですよね。トップに立った瞬間に難しくなる。今日も6アンダー、7アンダーを出している人もいるので、そこの数パーセントにかけたいですね」。“58”で逆転優勝した2年前は6打差でスタート。和合を征服しひっくり返した記憶が最終日のプレーを後押しする。

【3日目の順位】
1位T:白佳和(-6)
1位T:スティーブン・コンラン(-6)
3位:高山忠洋(-5)
4位T:野仲茂(-4)
4位T:I・J・ジャン(-4)
4位T:J・B・パク(-4)
7位T:谷原秀人(-3)他4名
12位T:石川遼(-2)他1名

高山忠洋、1打差で最終日へ!「ドキドキしながらやりたい」




2012年04月28日18時25分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 白 佳和 -6
S・コンラン -6
3 高山 忠洋 -5
4 野仲 茂 -4
I・J・ジャン -4
J・B・パク -4
7 小林 正則 -3
P・マークセン -3
金 聖潤(キム・ソンユン) -3
谷原 秀人 -3


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前半4つのバーディでスコアを伸ばした高山(撮影:米山聡明)











中日クラウンズ 3日目◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 国内男子ツアー「中日クラウンズ」は3日目を終了し、トータル2アンダーからスタートした高山忠洋は3番から3連続バーディで浮上すると、8番でもバーディを奪い一気に優勝戦線に食い込んでみせる。後半は一転して苦しい流れとなりスコアを1つ落としたものの、トータル5アンダーでホールアウト。首位とは1打差の単独3位で最終日を迎えることとなった。

石川遼、4打差逆転へ「数パーセントにかけたい」

 今季初優勝が見える位置につけたものの、難コース和合がこのままいかせてくれないことは百も承知だ。「明日は風次第ですね。グリーンも難易度が上がってくると思うので、1打1打魂をこめて打つことを重ねてるしかないですね。ドキドキしながらやりたいです」と緊張感を楽しむように前を見据えた。

 昨シーズンまでは高山の試合に常に帯同していた妻の梢(こずえ)さんは妊娠中のため、今週も会場入りしていないが、優勝争いに加わったことで最終日は応援に駆けつける可能性も出てきた。しかし、「フェアウェイを歩くのは良いですけど、ラフはアップダウンもあるし、まだぬかるんでいるところもあるので」と身重の妻が18ホールを歩くのはやはり心配の様子。梢さんが安心してクラブハウスで観戦できるように、序盤から頭一つ抜け出す勢いを見せていきたい。

【3日目の順位】
1位T:白佳和(-6)
1位T:スティーブン・コンラン(-6)
3位:高山忠洋(-5)
4位T:野仲茂(-4)
4位T:I・J・ジャン(-4)
4位T:J・B・パク(-4)
7位T:谷原秀人(-3)他4名
12位T:石川遼(-2)他1名

遅咲きの苦労人・河井博大が逆転優勝圏内キープ!



2012年04月28日18時41分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 白 佳和 -6
S・コンラン -6
3 高山 忠洋 -5
4 野仲 茂 -4
I・J・ジャン -4
J・B・パク -4
7 小林 正則 -3
P・マークセン -3
金 聖潤(キム・ソンユン) -3
谷原 秀人 -3


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順位は下げたものの、首位と3打差は逆転圏内だ(撮影:米山聡明)











中日クラウンズ 3日目◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 国内男子ツアー「中日クラウンズ」の3日目。2日目に“65”をマークして急浮上した河井博大だったが、この日は3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせずトータル3アンダーの7位タイに後退。最終日は石川遼谷原秀人と同組で再浮上を目指す。

【特集】第80回日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

 河井は1番でバーディを奪ったが、3番、6番とボギー。直後に連続バーディで取り返すも、後半は思うようにスコアを伸ばせずスコアカード通りのプレーが続く。しかし、18番で微妙なパーパットを決めきれずボギー。「ガマンしてガマンして最後にガマンしきれなかった」と肩を落とした。

 しかし、「ゴルフ始めた時からこの大会は見ていました。セベ・バレステロス、もちろんジャンボさんのイメージも強い」とクラウンズへの思いは他の選手と同様に強い。2000年大会で師匠の田中秀道が勝っているということもタイトルへの憧れを強くさせる一因となっている。

 しかし、その師匠からは練習ラウンドで「のんびりやれよ。2度と勝てないから」と愛の毒舌を頂戴し、気負いもなく今大会に入ることができている。「和合はかなり繊細な部分がある。でも繊細にいきながらも大胆にいかないといけない時もあると思う」。遅咲きの苦労人は昨年の「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」に続き、偉大な歴代チャンピオン達と肩を並べることができるか。首位と3打差は十分逆転圏内だ。

【3日目の順位】
1位T:白佳和(-6)
1位T:スティーブン・コンラン(-6)
3位:高山忠洋(-5)
4位T:野仲茂(-4)
4位T:I・J・ジャン(-4)
4位T:J・B・パク(-4)
7位T:河井博大(-3)他4名
12位T:石川遼(-2)他1名

<中間速報>遼、2アンダーで後半へ!首位は8アンダーの白佳和




2012年04月29日12時13分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 I・J・ジャン -8
2 S・コンラン -6
白 佳和 -6
4 谷原 秀人 -4
P・マークセン -4
6 イ・キョンフン -3
S・K・ホ -3
久保谷 健一 -3
野仲 茂 -3
J・B・パク -3


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中日クラウンズ 最終日◇29日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 国内男子ツアー「中日クラウンズ」の最終日。2アンダー12位タイでスタートした石川遼は、前半を1バーディ・1ボギーで終え、首位とは6打差で後半のプレーに入った。

 首位はトータル8アンダーの白佳和、トータル7アンダー2位にはスティーブン・コンラン(オーストラリア)がつけている。